少年期からあった江刺との縁 盛岡在住の作家・高橋克彦さんは、平成3年の第106回直木賞(『緋い記憶』文藝春秋刊)に続き、平成11年に『火怨』(講談社刊)で第34回吉川英治文学賞を受賞された。
さらにさかのぼると、昭和58年に『写楽殺人事件』(講談社刊)で第29回江戸川乱歩賞、昭和61年には『総門谷』(講談社刊)で第7回の吉川英治文学新人賞を受賞されている。
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吉川英治文化賞を受賞 ところで、平芳治さんの父・平三郎さんは、推理小説界の巨匠・松本清張が文学賞を受賞した昭和42年の第1回吉川英治賞で、学術研究分野での地道な業績を高く評価され、吉川英治文化賞を受賞されている。 |