小牧正英氏は日本で初めて『白鳥の湖』を上演したバレエダンサーであり、日本において本格的なバレエを始めた草分け的存在である。日本におけるバレエの歴史は、小牧氏なしに語ることはできない。 |
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そんなある日、ロシア舞踊について、図をふんだんに入れて紹介した本に出会う。この本に感動した榮一は画家を志し、パリに行こうと考えた。大陸に渡り鉄道での密航を企てたが発見され失敗。しかし、ハルビンに残されて、ハルビン音楽バレエ学校を知ることとなる。ロシア人しか入学が許可されない同校だったが、榮一は特例のテストに合格して入学した。 |
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ところで、江刺・岩谷堂と西洋舞台芸術の粋「バレエ」とは、全く結びつかないような気がする。突然変異で小牧正英という天才ダンサーが江刺から出現したのだろうか。
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