[高橋克彦略年譜]
[高橋克彦氏と江刺]
[作品と江刺]
[軌跡]
[直筆原稿]
[著作リスト]
推理小説「写楽殺人事件」で江戸川乱歩賞を受賞し、衝撃のデビューを飾った高橋克彦氏。その後多岐にわたるジャンルの作品を発表、数々の文学賞を受賞した。
また一方で浮世絵の研究家、コレクターとしても知られており、さらには、レコード、怪談映画ポスター、ジッポーライター、縄文土器、日本刀なども収集されている。こうした幅広い見識が、作品のいたるところに隠し味となって散らばっている。
以前愛用していたイス
収集したポスターの一部
ジッポーライターの一部
第29回江戸川乱歩賞受賞作
83年9月 講談社
86年7月 講談社文庫/解説:中島河太郎
江戸川乱歩賞
【写楽殺人事件】
活動期間がわずか10カ月足らず。浮世絵師・東州斎写楽は、浮世絵史上最大の謎だ。大学助手・津田良平は、ふとしたきっかけで入手した画集に潜んでいた謎を解き、写楽の正体と事件を明らかにしていく。やがて津田が知る驚愕の事実とは……。
[受賞記念品]
吉川英治文学新人賞
【総門谷】
UFO、ナスカの地上絵、ピラミッド、ノストラダムスの大予言など、世界のあらゆる超常現象の要素が入ったSF伝奇小説。若き超能力者・霧神顕たちの活躍に胸が躍る。「総門谷」は多くのファンを獲得し、このあとシリーズ化された。
[受賞記念品]
第7回吉川英治文学新人賞受賞作
総門谷[上]85年10月 講談社
総門谷[下]85年10月 講談社
総門谷 87年9月 講談社ノベルス
89年8月 講談社文庫/解説:内藤陳
第40回日本推理作家協会賞受賞作
86年12月 講談社
90年7月 講談社文庫
解説:中島河太郎
02年2月 双葉文庫
解説:関口苑生
日本推理作家協会賞
【北斎殺人事件】
「写楽殺人事件」に続く浮世絵ミステリーの第2弾。北斎の未だに知られざる作品の捜索と北斎隠密説の実証を、美貌の女性から依頼された津田良平が事件に遭遇する。高橋氏が書いたミステリーの中でも、最高傑作と言われている作品。
[受賞記念品]
直木賞
【緋い記憶】
大河ドラマ「炎立つ」執筆の真っ最中に受賞した作品。恚L憶揩キーワードに書かれた短編小説集であり、主人公が辿る記憶がさまざまな恐怖を呼び起こす。盛岡など岩手が舞台になっているものが多く、身近に感じられる一冊だ。
[受賞記念品]
第106回直木賞受賞作
91年10月 文藝春秋
94年10月 文春文庫/解説:川村湊
第34回吉川英治文学賞受賞作
火怨[上]99年10月 講談社
火怨[下]99年10月 講談社
吉川英治文学賞
【火怨】
8世紀、黄金を求めて東北地方の制圧をめざす朝廷の大軍。これを迎え撃った蝦夷のリーダー・アテルイの生涯を描いた歴史巨編である。自らの命を捨て、蝦夷の未来と誇りを守ったアテルイの姿、仲間たちの友情が胸を打つ。
[受賞記念品]
[受賞記念品]
第53回NHK放送文化賞
多くの番組出演と、NHK大河ドラマ「炎立つ」「北条時宗」の原作を担当したことなどが評価され、2002年3月に、NHKから第53回NHK放送文化賞が贈られた。
NHK放送文化賞は、放送文化の向上に功績のあった人に贈られる賞で、昭和25年に創設された。作家では、松本清張氏、陳舜臣氏らが受賞している。賞金は100万円。贈呈式は3月22日、東京・渋谷のNHKホールで行われた。
国芳「浅草奥山 生人形」
芳年「安達ケ原」
国芳「浅草奥山 生人形」
[高橋克彦略年譜]
[高橋克彦氏と江刺]
[作品と江刺]
[軌跡]
[直筆原稿]
[著作リスト]